歯科医師の指示で歯の詰め物や入れ歯を作る専門職である歯科技工士なのですが、そのなり手不足が進んでいるようで、報道によれば歯科技工士はこの20年で4000人以上減っているのだそうです。

歯科技巧

実は、歯科技工士は高度な技術が必要なのですが、納める製品は医療機器扱いされず、自由競争の名のもとにダンピングを強いられていて、保険点数が決まっているのに価格競争を強いられているのだとか。

保険請求をするのは歯科医なわけですから、歯科技工士は下請けになってしまうんですよね。

医療機器であれば、100%のはずの技工士の取り分も、国が何十年も前に「技工士と歯科医の取り分は7対3ぐらい」というガイドラインを提示しただけであり、実際のところ、その割合は6対4になったり、良くて5分、場合によっては7対3が逆転することもあるようです。

歯科技工所の95%が従業員5人未満で、そのほとんどが1〜2人でやっているうえ、高齢化も進み、今は40歳以上が7割、60歳以上も2割近くを占めているのだそうで、今後10年にいったいどれだけの人数になってしまうのか、怖くなってきますね。